スキー場の奥にひっそりと流れ落ちる幻の滝。
訪問するなら薮が茂る前の春先に経験者と一緒に!
写真の人影と比べると滝の巨大さが分かります。あまり知られていないのは明確な道がないのと、通行可能な時期が限られるから。その年の積雪量で現場状況が激変する点も要注意。
スタート地点は爺ガ岳スキー場
布引滝へは爺ガ岳スキー場のゲレンデを経由して向かいます。第4ペアリフトの終点までは、車高の高い車であれば入れます。
白沢天狗岳登山道は、ここから右手に向かいますが、布引滝へは、しばらく直進します。そして、途中から沢筋に入ります。
新緑と清流に癒やされる
最初のうちは、雪解け水が網目状に流れる沢の上を上流へと歩きます。
コゴミの群生地を行く
春の山は一面に山菜が発生。コゴミの群生地を行く登山隊。ただ、ちょっと成長しすぎて、収穫には適しません。この若草色は鮮やかでいいですね。
朽ちかけた風穴の石組み
途中にけっこう規模の大きな石積がある。既に天井が抜け、壁も崩れかけているが、風穴の跡と思われる。
布引滝が見えてきた
布引滝まであと一歩
水の無い沢に沿って、滝に近づく。
布引滝の前に来た
手前の人影と比較すると滝の大きさが分かります。滝の水はすべて、足下の皪の下に消えてしまいます。
地元民なら覚えておきたい
スキー場は「爺ガ岳スキー場」と記載し、山は「爺ヶ岳」と綴ります。どうして違うのでしょうね? ご存じの方がいらっしゃいましたら教えてください。